2010年9月27日月曜日

セスタバジカ

みなさんお久しぶりです!

今回はサンタナでもペケーノでもありません。


先日、セスタバジカの会のミーティングに行ってきました。

『セスタバジカ』とは、不況のために厳しい生活を強いられている
滋賀在住の外国人家庭へのの食糧・物資の支援を行っている団体です。


なおかつわたしたちバンデイラの提携団体でもあります。


詳しくはこちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/cestabasica/m/201009

今回の詳細も書かれています。



私は今回が初参加でしたが、セスタバジカのメンバーには
サンタナやペケーノでお世話になっている方が何人もいらっしゃいました。

セスタバジカの活動は、子供手当の支給によりここのところはずっと休止中でした。


しかし今月中旬から活動が再開されます!


というわけで、活動再開にあたっての支援先の基準づくりが今回のテーマでした。




現状について話しているうちに、

・生活保護を受けたくてもギリギリのラインで漏れてしまい、受けられない場合も多いこと。                                                                     

・生活保護を受けていても、家賃や仕送り等で経済的に困難な場合があること。

・車を持っている人は(たとえ仕事に車が必須だとしても)、生活保護が受けられないこと。

などが話題になりました。

ここに挙げたのはその一部で、人それぞれケースも本当にさまざまです。


色々と話し合った結果、


最終的に、向こう(受給希望者)から要望があれば

ヒアリング(直接会ってお話をすること)をして、
                                                                   それで判断するということになりました。

うーん。難しいですね。



4月に近江楽座としてバンデイラが始まってから、
活動休止中ということで、あまりかかわることができませんでしたが、

これからはセスタバジカの方でもお手伝いをしていけたらと思っています。

2010年9月14日火曜日

CCS訪問

9月11日(土)CCS訪問

バンデイラの夏の最大イベント

CCS研修に東京まで二回生3人、三回生2人、河先生、武田先生で行ってまいりました。

CCSとは東京で在住外国人の子どもたちをサポートする学生NGOです。このように学生が主体となって活動を行う団体はほかになく、私たちが今後活動を行っていくうえで学ぶことが多くあるのではないかと考え、今回訪問させていただきました。

当日は事務局長の中西さんと目黒教室リーダーの方にお話をうかがうことができました。

CCSは週に一回授業を行っており、マンツーマンの授業を大切にしておられます。

CCSに来ている子どもについてですが、皆平日は日本の学校に通っており日本語が堪能です。だから、学生は子どもの母国の言葉が話せなくても意思疎通ができるのです。

そして、家庭の経済状況も安定していてサンタナ学園の生徒のようにいつ母国に帰るのか?のような不安定な状況ではないので高校進学などしっかりとした目標に向かって勉強をすることができます。

学生主体のCCSですが、学生の方の仕事内容は私が想像していた以上に山盛りでした。

毎週、授業後に生徒のカルテを記入しその情報を学生みんなで共有します。そうすることで、マンツーマンになったとき、その生徒の情報がゼロという状況を防ぐことができます。

そして、親との三者面談も行います。その際に進学のことや受験制度など親御さんが分からないことを説明するのです。高校のオープンキャンパスには一緒に行ったりもするのです。

それに比べると私たちがやっている内容は本当に少しです。三者面談などはできないとしてももっと関わっていく方法を考えるべきだなぁと感じました。

















最後に授業風景を見学させてもらいました。その日は生徒さんは3人でした。とても集中して勉強している姿を見て私たちも見習わなければと思いました。

その後は、ミーティング風景を見させていただき学生さん達と食事に行かせてもらいました。いろいろな刺激を受け、質問にも答えていただきとても有意義な時間になりました。

CCSのみなさん、貴重なお時間を割いていただきありがとうございました。

バンデイラのみなさん、これからこの研修を活かして頑張りましょう。

小倉でした。

















2010年9月2日木曜日

9月1日 勉強会

平田輝子先生を招き、勉強会を行いました。

お菓子を食べながら和気あいあいとしたムードでスタート!


まず、学生がこの活動にかかわるようになったきっかけとかかわって今、どう感じているのかを一人ずつ述べました。

次に、平田輝子先生からいろいろお話をしていただきました。そこでおっしゃっていたことを箇条書きにしてみます。


・マンツーマンの指導が行われないといけない。

・都道府県によって外国人に対する高校受験の制度が異なるので、将来が変わってくる。

・親とつながる大切な言葉として母語が大切。

・日本人とのかかわりが持てる環境が整っていない。

・聞き取る能力をつけることが大切。


などなど、平田先生の意見をたくさん聞かせてもらい、とても勉強になりました。


もっともっとサンタナやペケーノに行ってみんなと仲良くなろうと思いました。
いずれは相談もしてくれるような関係をつくっていきたいです。


来週はいよいよ東京ですよ~。
以上、小倉でした。


河先生研究室にて。