2012年11月1日木曜日

昨日、ハロウィン中のサンタナ学園に乱入してきました!

・・・今回は企画授業でなく、ポスターを作りに行きました!!

今年の県大の学祭では、一緒にブラジル料理の模擬店をやる予定で、
その時、店に掲示するポスターを子どもたちとつくることにしたのです!

といってもやり方は簡単。大きめの模造紙に、絵具で手形をつけて…名前を書くだけ!

子どもたちは「わぁ~っ」て集まってきて、みんな楽しんで(?)手形を押してくれました!
そして、「わぁ~」とあっという間に外に遊びに去って行きました(笑

小さい子は名前を書けなかったのだけれど、
先生に後で名前を書いていただきました!
って先生はすごいです。先生は手形で誰かわかるのです!
 それも本当にあってるんですから!驚きです。





学祭本番は1週間後!ぜひお越しください!!

2012年10月2日火曜日

夏の研修in静岡文化芸術大学

お久しぶりです。谷口です^^

8月27日にバンデイラメンバー4人と先生2人で毎年恒例、夏休みの研修旅行で浜松市の静岡文化芸術大学に行ってきました。
目的は同大学の池上重弘先生と、先生が進めておられるプロジェクトのリーダーをされている学生の方々のお話を伺うことです。
(詳細はこちらをご覧ください→http://wwwt.suac.ac.jp/~ikegami/


池上先生は2000年代の初頭という早い時期から在日ブラジル人と地域社会の関わりについて研究されている方で、現在も多文化共生推進のための様々な活動に携わっておられます。

私達は特に池上先生とその学生の方々で進めておられる多文化共生ワークショップと磐田市学習支援プロジェクトに興味を持ち、そこで培われたノウハウをバンデイラの活動に生かせないかと考え、今回訪問させていただきました。


はっきりいって今回の研修の収穫は当初の予想以上でした!
私が受けた衝撃が伝わるような記事にしたいのですが、あまりうまくいかないかもしれません(^_^;)御容赦ください。




さて滋賀県から約4時間かけてたどり着いた静岡文化芸術大学は、非常に綺麗な大学でした!

まず池上先生が静岡文化芸術大学のことや、浜松市と在日外国人の関係についてお話してくださいました。
2000年に開学され、2010年度から県立になったという同大学は、大学の中期計画の三本柱の一つに「多文化共生」が入っているほど、この分野に力を入れておられます。それは工場が多く、そこで働く大勢の在日外国人が住んでいるという、浜松市の特色が影響しているそうです。



その後、学生のリーダーの方々も交えて、池上先生が関わっておられるプロジェクトについて説明して頂きました。


◆磐田市学習支援プロジェクト

磐田市学習支援プロジェクトは元々磐田市多文化交流センターで外国にルーツを持つ中学生に学習支援を行っていたところに、学生が参加しているという形だそうです。
ちょうど私達がワールドアミーゴの活動に参加しているようなものだと思います。

このプロジェクトがすごいのは、磐田市での活動を始めてから一年ほどで、今度は「学生主体」で同じように学習支援活動を始められたという点です!
現在、プロジェクトメンバーは週一で浜松市の中学校に行き、同学校の外国にルーツを持つ生徒達に勉強を教えているそうです。その日教える教科、教材なども全てメンバーが決めておられます。


私達は今、近江八幡市にあるワールドアミーゴに参加していますが、いずれは大学のある彦根市で、自分達の力でワールドアミーゴのような活動をできたらと考えています。
しかしノウハウも足りないし、本当に学生だけでそんなことが出来るのか・・・と不安に思っていました。

それだけにこのお話を聞いて非常に勇気づけられました。
バンデイラでも実現に向けて、またメンバーで話し合っていきたいです^^




◆多文化共生ワークショップ

こちらのプロジェクトでは市内の小学生を対象に、様々なゲームを通じて、多文化共生というものを理解してもらうためのワークショップを行っておられます。

印象的だったのは池上先生がおっしゃっていた、日本の小学生が「文化相対主義」と「文化本質主義」に気付くことを期待していた、という点です。

「文化相対主義」とは全ての文化は対等であるという考え方です。

「文化本質主義」はおおざっぱに言うと「アメリカ人は個人主義だ」、「日本人は真面目だ」などという決めつけのことをいうそうです(私も初めて聞いたので、定義が微妙に違っていたらすみません)。

日本の子ども達が文化に優劣や良い悪いがないということ、そして「日本人は○○」、「ブラジル人は△△」などと簡単に決めつけることができないということに気付いてくれれば、それは多文化共生社会の実現にむけて大きな意味を持つと思います。



ここで気付いたのですが、今までのバンデイラの活動は主に「在日外国人」を対象に行ってきました。
「外国人が日本社会になじめるように」という目的で活動していたからだと思います。

しかし外国人が日本社会になじむためには、外国人だけでなく日本人側も変わらなければなりません。
「外国人が日本社会になじめるように」だけでなく、「外国人が住みよい日本社会を作るために」私達は日本人、もっと言えば「日本の子ども達」の在日外国人への理解が進むような活動もしていかなければならないのではないでしょうか。

例えば日本の小学校で多文化共生ワークショップのようなものを開いたり、外国人学校(サンタナ学園など)の子ども達と日本人の子ども達が交流する機会を作るなどといった活動にも、目を向けてもいいのではないかと思います。

そしてそういった活動のためには、私達学生自身の知識を深めるための勉強会が絶対に必要だと思います。
これも後期からは活動スケジュールに入れていきたいです。


今回の研修で私が一番印象に残ったのはこのことでした。
ちゃんと説明出来ているか心配です^_^;

要は日本の子ども達に在日外国人のことを正しく理解してもらうことが、結局は在日外国人のためになるよ!ってことが言いたかったんです。




 この他にも会議の進め方や、メンバーのスケジュール管理と情報共有、メンバー募集の方法など、様々なアドバイスを頂きました。
今回の研修の成果をこれからのバンデイラに生かし、より良い活動の方向を模索していきたいです。

   
研修後、浜松駅近くのブラジル料理店で
リーダーの学生の方々と昼食。
本場のパステルおいしかったです^^



池上先生や学生の皆様には大変お忙しい中、
貴重なお時間を割いていただき、
誠に有難うございました。



では長々と失礼しました!
次回は参加したバンデイラメンバーの感想を
アップしたいと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました^^

2012年9月19日水曜日

シャボン玉遊び(ペケーノにて)

先のサンタナでのシャボン玉遊びと並行して、
ペケーノでも子どもたちとシャボン玉遊びをしてきました。

こちらのシャボン玉液も自分たちで作ったものになります。
Asobi-ya Network 様の下記のサイトを参考にさせていただきました。

『ジャンボシャボン玉を作ってみよう シャボン玉のレシピがいっぱい』
http://www.rinku.zaq.ne.jp/asobiya/syabondama.htm



ペケーノの近くにある公園で、9時から2時間ほど遊びましたが、
その間に子どもたちの興味はいろいろ移り変わるようで・・・





はじめはシャボン玉を作ることに皆惹かれていましたが、
次第にシャボン玉を壊すことに面白みを感じたようで
特に小さな子どもたちは、次々とシャボン玉を壊し記録を更新し続けていました(^_^;)

その後はだんだんと飽きがきたようで、
結果的に2時間程度が今回の遊びの限界でした。
もう少しバリエーションを豊かにするべきだったかもしれません。


とはいえ、2時間のシャボン玉遊びを終えて、
子どもたちは満足という様子で、やりがいを感じました。
色んな大きさのシャボン玉が作れるよう工夫しましたが、
大きなシャボン玉はやはり珍しいようで
非常に子どもたちの反応もよかった気がします。




次回、またシャボン玉遊びをする機会があれば、
もっとユニークなシャボン玉遊びにしていきたいものです。




2012年9月7日金曜日

8月企画授業

お久しぶりです。
4回生の小倉です。

4回生になってからなかなか活動に参加できていなかったのですが、
今回は行ってきました!!

今回はサンタナの遠足(荒神山)について行かせてもらい、我々の手作りシャボン玉で
遊びました。

前日に3回生の二人が大量のシャボン液をつくってくれてました。
ありがとう(^-^)



ハンガーで作った大きな枠をシャボン液につけて、飛ばします。
大きなシャボン玉がいっぱい飛んで行きました。



暑かったですが、みんなとても楽しんでくれました(^v^)
遊んだ後、何も言っていないのに、片づけを手伝ってくれた女の子達がいました!
とても嬉しかったです。

今回は3人で行ったので来月はもっと大人数で行きたいですね。

2012年7月6日金曜日

7月の企画授業

こんばんは^^お久しぶりです。
今月もサンタナでの企画授業を行いました。
7月といえば七夕ということで、七夕までの日に授業ができるようにお願いしました。

今回の授業の内容は、七夕にまつわる織姫と彦星の話を理解してもらうように紙芝居を読んでから、願い事を書いた短冊や七夕飾りを笹に取りつけていくというものでした。



←紙芝居を使って織姫と彦星の話を説明します。紙芝居を読みながら、「分かるかなー?これが織姫やでー」と説明を加えていきます。割と楽しんでくれたみたいで子どもたちは笑って聞いてくれました。右の方が女性の登場人物と語りを、左の方が男性の登場人物をやってくれました。私はそのうしろでせっせと短冊の準備です(笑




紙芝居が終わると、次は短冊を配ってそこに「願い事」を書いていってもらいます。

・・・しかし、この「願い事」という言葉の意味が分かってもらえず、短冊にしたいことを書いてというニュアンスが伝わるのに少し時間がかかってしまいました。自分たちは当たり前のように理解しているので伝わるだろうと思いこんでいましたが・・・相手に分かってもらうためにも単語とかくらいは調べて対応できるようにしないとなと反省しました;;


短冊が書けた子は七夕飾り作りに移ります。
七夕飾りの作り方は下記のサイト様から引用させていただきました。

「アニメを見ながら折れる『おりがみくらぶ』」(http://www.origami-club.com/index.html






子どもたちは渡した折り方を見ながら、一生懸命飾りを作ってくれました。
できた短冊や飾りは授業前にサンタナ学園さんの方で用意していただいていた笹に結び付けていきます。



こんな感じで沢山の短冊と飾りがつけられていい感じになっていました><          ちょっと天気が悪いのがアレでしたが、子どもたちが一生懸命書いた願いがかなうといいなと思いました。

明日は晴れるといいんですが・・・^^;;

2012年5月25日金曜日

6月の企画授業

今日は今年度はじめの企画授業を行いました。
今回は万華鏡を作りました。学生2人と先生1人でおこないました。
万華鏡って日本っぽいと思って考えた企画ですが、日本伝統のものではないみたいですね。
万華鏡は江戸時代の文化文政期に輸入されて広まったものみたいです。ちなみにポルトガル語ではカレイドスコーピオ(Caleidoscopio)というみたいです。

鏡の代わりに硬質プラスチックを用いて作りました。作り方は雪印メグミルクのホームページを参考にさせていただきました。

硬質プラスチックを子どもたちに測って切ってもらうことから始めると時間がなくなるので、下準備を私たちで終わらせ、子どもたちにはそれをセロテープで貼ってもらうところから始めました。






←一人分の材料を切って袋詰めにして渡しました。ちょっと下準備をがんばったので写真あげてみました(笑)






ちょっと貼り方が厄介だったので、ちょっと子どもたちは手こずってたみたいですね。ささっとやる子は速かったんですが、何回もセロテープを貼り直している子もいて時間いっぱいまでかかった子もいました。ビーズを入れてテープでふたをしようとするときに本体を倒して中身が散らばるというハプニングもあったりして、成功するかどうか不安でしたが先生も協力してくださって、なんとか時間まで形になりました。










←こんな感じで手本を見せながら作業をフォローしていきました。みんな一生懸命やってくれてうれしかったです。

最後に「きょうはまんげきょうをつくりました」というのをみんなで一緒に読んで今回の企画授業は無事終了しました。

今度の会議でまた6月の企画授業の内容を決めたいと思います。

公開プレゼンテーションの結果

近江楽座の公開プレゼンテーションが5月19日に行われました。
このプレゼンテーションで自分たちの活動や目的を発表し、それをもとにプロジェクトを近江楽座として採択するかどうかが判断されます。その結果が昨日、5月24日に発表され、私たちバンデイラ・ジ・オウロは今年も近江楽座の1プロジェクトとして活動できることになりました。

さて、今年度の活動ですが、
①放課後支援事業・・・ペケーノ・ポレガールに通う小学生の宿題指導。
②レクリエーション事業・・・サンタナ学園で月に1度趣向を凝らした授業を行う。
③進学サポート事業・・・近江八幡で活動されている「ワールド・アミーゴ・クラブ」が土曜に行っている学習教室に学習指導のボランティアとして参加させていただく。
④研修事業・・・講師を招いての学習会、他団体への視察、セミナーへの参加を通して専門知識を身につける。
⑤情報発信事業・・・ブログでの活動の報告、活動冊子の作成を通じて私たちの活動を外部に知らせる。
という5つの事業を考えています。
③の進学サポート事業は今年から始めた活動で、それ以外は前年度からの継続になっています。
③の活動を通して、指導のノウハウや組織運営などを学んでいき、これから活動を広げていくきっかけにしていきたいと考えています。

①の活動は前期は週3回行っています。③の活動も4月から参加させていただきメンバーが交代で行っている状態です。

今年度は新たに3人がメンバーに加わってくれました。
前年度の反省を生かして気持ちを切り替え、活動を頑張っていきたいと思います。
応援よろしくお願いします><

2012年5月21日月曜日

あおい企画(彦根学園の学園祭にて)

お久しぶりです。今年度の活動の1回目の記事ですね^^;
5月20日(日)に彦根学園の学園祭であおい企画の模擬店のお手伝いをしました。 今年で3年目になります。視聴覚障碍者福祉団体の「あおい企画」さんとブラジル人学校のサンタナ学園が一緒に模擬店を出し、それぞれの収益を活動にあてるという活動です。今回は模擬店の場所が変更になってサンタナ学園の模擬店とは離れてしまったんですが…^^;例年通り模擬店ではわたがし作りのお手伝いをしました。先生1人と学生4人が参加しました。

←まずはわたがし作りに慣れていらっしゃる先生に教わりながら練習です。午前は天気も良く風もなかったんでまるい雲みたいなわたがしがきれいにできました^^午後から空気が湿って風が出てきたんで少し大変でしたが^^;わたがしを作る時って天候が結構関係あって奥が深いです。


 たくさんの方々に来ていただいてうれしかったです。サンタナ学園の子たちも買いに来てくれました。

あおい企画さんのお手伝いという形でしたが、わたがし作りも楽しましてもらって、学園祭もちょこちょこ回らしていただいて、いろんな方との交流が持てたので、すごい有意義な時間を過ごさせてもらいました^^


秋に文化プラザで行われるイベントにもまた協力させていただく予定です。

2012年3月21日水曜日

3月6日 勉強会

3月6日、ジラソルに関わっていらっしゃり、小学校で外国人児童への特別授業などをされている平田輝子先生に講師として来ていただき、勉強会を行いました。


私たちは外国人の子どもたちと接していると、二ヶ国語話せてすごいと思いがちですが、実はどちらの言語も獲得することができず、限られた言語の中で生活しているということなど、まずは子どもたちのことをよく知ることがとても大切であるということを学びました。


私は、子どもたちのことを本当に分かってあげられているのかというと、まだまだだと感じました。


外国人の子どもたちは、読み書きや受験など、多くの困難な壁とぶつかります。
そんなとき、周りの人たちが声をかけたり歩み寄ったりすることがとても大切だと感じました。


私たちは日々の活動の中で、子どもたちに何をしてあげられているのだろうと思ったりすることもありますが、子どもたちにとって、私たちと一緒に時間を過ごすことが嬉しいのだと教えていただきました。


もっとお互いのことを知ることで、さらに良い関係を築いていけるのではないかと思います。


今回の勉強会で学んだことを日々の活動に活かしていきたいです。


平田先生、本当にありがとうございました。




写真がなくてすみません。

2012年2月29日水曜日

2月のお楽しみ会





































2月のお楽しみ会は、写真立てを作ることになりました。



























子どもたちは、写真のフレームを綺麗に飾り付けてくれました。


















なかには、ユーモアのある作品も!!!


















子どもたち自身が楽しんで授業に参加してくれて良かったです(^u^)


















たくさん子どもたちに話かけてもらったり、しゃべったりしました。


















子どもたちは授業が終わってから後片付けをしてくれました。


















とても片付けるのが早くて驚きました。



なぜか、写真が縦になってしまっています。見づらいですが…すいません。



喜田でした。